新春特別企画「提灯ナイトでお湯詣で」

今回の企画は、新年の板室温泉で歴史と文化を感じながらのナイトツアーをしたいという思いからはじめさせていただきました。

ざっくり企画内容を説明すると、オリジナルの提灯を作って森の中にある板室温泉神社に初詣をしようというもの。

嬉しいことに加登屋旅館さまのご協力をいただき、国指定の重要文化財「加登屋本館」の利用を許可いただくことができました。

また、板室温泉旅館組合さまにもご助力いただきまして、ツアー終了後は板室温泉の立ち寄り湯を無料でご提供させていただきました。

大正時代に建造され、今年で100周年を迎える加登屋本館。

昭和レトロが満載の旅館の中に潜入し、掘り炬燵で暖まりながらのMy提灯づくりを実施しました。

各自思い思いのデザインで個性豊かな提灯が出来上がりました。

加登屋本館を後にしていざ初詣へ

森の中にある板室温泉神社へ参拝に向かいます。

街頭なんて1つも無い参道を自作の提灯の明かりを頼りに進みます。

人の生活音が全くしない静寂に包まれた夜の森はとても神秘的に感じることができます。

途中にある石清水「福運水」でお賽銭を清め、より御利益を得られるかな？と思いながら板室温泉神社にて初詣の参拝に成功しました。

初詣の後は、夜の森あそび

板室温泉神社からさらに森の奥を進んだ場所で板室温泉街の夜景を眺めたり、ハンモックに揺られながら星空を観察したりとゆったりまったりしました。

板室温泉エリアはあまり雪が積もらないのですが、昨年末の寒波の影響で積雪してました。

足元が銀色に輝く森をザクッザクッっと歩きながら満天の星空を眺めるのは本当に気持ちが安らぐ瞬間です。

冷えたからだを温めよう

レギュラーツアーでは和紅茶を振る舞わせていただいておりますが、お正月ということでおやつタイムはお雑煮を作ることにしました。

お客様にお餅を配給し、各自で好きな焼き加減に調整してお雑煮を食べていただきました。

餅焼きはせっかちな人に…とよく言いますが、人それぞれの焼き加減があってちょっとしたことなのに楽しい休憩タイムとなりました。

今回企画してみて感じましたが、板室の歴史はとっても面白くまだまだ底が見えないほどです。

今後も板室温泉の歴史や文化を感じられるようなツアープログラムを展開していこうと企んでおります。

板室温泉のみなさまのご協力をいただき、様々な資料や口伝を収集していますので、次回はどんなことをやろうかなぁ～っとワクワクがとまりません(o´∀｀o)

季節を感じつつ、タイムスリップしたような感じにできるプログラムを開発していこうと思いますので興味が湧いた方はぜひ次回を楽しみにお待ちください。