今年度最後の天然木再生作業

こんちは、村人Jです。

今日は那須町にある那須平成の森にてセンサーカメラの取り付け作業を実施しました。

那須平成の森での天然木再生事業は、NPO法人グラウンドワーク西鬼怒が「平成29年度那須平成の森基金助成金事業」に当選し、昨年よりの継続で挑戦させていただいている事業です。

協力者にも恵まれていて、宇都宮大学さまも一緒に活動いただいています。

冬の那須は雪国。

もちろん那須平成の森も雪が積もっており、スノーシューやかんじきを履いて現地へと進みました。

 

とても良い天気で、気温も5℃を超えていたため、半袖でも良かったな!?と思える暖かさでした。

 

対象の天然木も倒木や大きな枝折れもなく無事に存在していてホッと一安心。

 

那須おろしの影響も問題なさそうです。

今回の作業はセンサーカメラ(自動撮影機)の設置作業。

自動撮影機とは、赤外線を常に照射し、それが何かに遮られるとシャッターが押されるというもの。

 

今回採用しているのはブッシュネル社製の自動撮影機。

静止画を撮影した後に動画も撮影してくれる「ハイブリットモード」搭載の機種を採用しました。

 

今月から野生フクロウの繁殖シーズンの終わりの目安である6月まで設置し、解析させていただきます。

これから日本では野生フクロウ(Strix uralensis hondoensis)たちは繁殖に向けてのペアリングを開始していきます。

 

野生のフクロウは人があんまりいない山の奥に棲んでいると思っていませんか?

 

じつはそんな事ありません。里山を好むので人里近くで生活している野生フクロウが多いのです。

 

単純に夜になると皆さんはお家の中に入ってしますので、出会う確率が低いのです。

 

ちょっとしたコツを教えてあげるだけで、野生フクロウに出会うことができた方結構いらっしゃいます(笑)

知りたい方は村人Jの元へ遊びにお越しくださいね~(o´∀`o)