こんちは、村人Jです。
栃木県那須塩原市板室温泉エリアにある『沼ッ原湿原』にて「いきもの調査員体験~ブラックサラマンダーを調査せよ~」を開催しました。
湿原内を散策し、クロサンショウウオの卵嚢(らんのう)をカウンターを使って計測する調査を体験していただきました。
また、ザゼンソウが咲き始めており「栃木の遅い春」も感じていただきました。今年はGWの終わりごろに見ごろとなりそうです(*´▽`*)
クロサンショウウオの雌は、1匹につき2つ卵嚢を産みます。
そのため卵嚢の数をカウントすれば、今シーズン沼ッ原湿原にどのくらいの雌が来ているかを把握することができます。
これを毎年実施すると、雌の増減が数字で認識することができるという算段です。
両生類は水環境がないと絶対に生命のバトンを次へ繋ぐことができない生き物です。
湿原の保水力が徐々に失われ、草原へと姿を変えようとしている沼ッ原湿原において両生類を観察し続けることはとても重要な意味を持ちます。
参加者の方には、ちょっぴりではありますが沼ッ原湿原を見守るお手伝いをしていただきました。
ご協力誠にありがとうございました。
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