大田原市鳥獣被害対策実施隊

こんばんは、山を登りたがらないナチュラリストこと村人Jです。

2016年4月1日付けで村人Jが「大田原市鳥獣被害対策実施隊(要綱はこちら)」並びに対象鳥獣捕獲員、有害鳥獣捕獲等従事者となりました。

任期は1年間になります。

 

これから「地域の方々が楽しく、損少なくできる持続可能な自衛対策」を模索し、推進していけたらと考えております。

 

大抵の方は、「悪さをするイノシシを捕殺すれば鳥獣被害は解決する」と思われているかと思います。

しかしながら、そこのイノシシを捕れば新しいイノシシがすぐに来てまた悪さを繰り返すという悪いサイクルが延々と繰り返されるだけなのです。

 

昔は上手に農地の側の里山などを活用することで野生生物との緩衝帯を作って棲み分けをしていたのが、近年高齢化や過疎化といったことで乱れて鳥獣被害が増加したというのがそもそもの問題なのではと思いますし、地元の方のご理解とご協力がなければ絶対に解決しないだろうと思っています。

 

大田原市鳥獣被害対策実施隊は「有害鳥獣を捕るだけの組織」と考えられているのを「防除するための活動を自分たちと一緒にやってくれる組織」という認識になるよう頑張っていこうと思います。

 

大田原市のみなさま、至らない点ばかりの新米隊員ですが何卒ご指導ご鞭撻よろしくお願いいたします。