こんちは、「山を登りたがらないナチュラリスト」こと村人Jです。
今日は那須塩原市三区町で三区町環境保全隊のみなさまと「フクロウおいで作戦」を実施してきました。
今回のフクロウおいで作戦は田畑にフクロウを呼び戻そうということが目的です。
土地改良が進められるにつれて、田畑は綺麗に区画整理されました。
農業はこれにより生産量や生産効率が向上したことは間違いないと思います。
しかし、生物多様性の面で見ると田畑にあった境界木などの木々が無くなったことで鳥類にとって生息することが難しくなり疎遠になってしまった。
特に木々に止まってネズミやモグラを探して狩りをしていたフクロウやノスリは非常に影響を受けてしまったものと思われます。
そこで今回の作戦では、歴史公園の剪定木を利用して田んぼに止まり木を設置しました。
この止まり木を野生フクロウが使うようになれば、ネズミやモグラなど畦を壊す害獣を駆除してくれるようになるため農家さんにとても有益であるはずです。
夜行性であるフクロウが利用している様子を見張ることは大変なので「自動撮影機」を設置と同時に設置し、フクロウの利用が見られるのか?他にどんな生き物が止まり木を利用するのか?を観察していく予定です。
さぁ田んぼのど真ん中に止まり木をつけるとどんな生き物が集まってくるのか?とても楽しみです。
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