フクロウの子育てシーズン

こんちは村人Jです。

 

今日はフクロウ営巣ネットワークプロジェクト栃木県北支部として那須町にあるサッポロビール(株)那須工場 那須森のビール園さまの森に設置したフクロウの巣箱の様子を確認してきました。

無事フクロウが巣箱を利用しているのが自動撮影機のデータ解析で確認できました\(^O^)/

今後は無事卵を産んで、ヒナを孵し、そのヒナが巣立っていくところまで見守って行きます。

Moora Beatは自動撮影機による野生フクロウの繁殖行動の記録付けや解析を行っています。

 

今年は2月4日にビール園の森にやってきてくれました。

現在は巣箱の中に「産座(さんざ:卵を産むためのベッドみたいなもの)」が確認することもできました。

これから野生のフクロウたちは産卵し抱卵(卵を温めること)を行います。

抱卵をしているときに巣へ人間が頻繁に近づいたり、周りで普段と違う音や事象が起こるとお母さんフクロウはすぐに卵を温めるのをやめてしまいます。

さらには今まで来ていても、来年その森に来なくなることもあります。

こちらをご覧になっているみなさまの近くの森にも野生のフクロウたちはたくさんいます。

これからの時期(3月~4月)は専門的な知識や野生フクロウへの配慮ができる方以外は、「フクロウが見たいから森に入る」というのは少しだけ避けてください。

 

フクロウの雛たちが無事に産まれてくるかどうかの大切な時期ですのでどうかみなさま、野生フクロウの夫婦にほんのちょっとの心配りをよろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

フクロウ営巣ネットワークプロジェクトとは、NPO法人グラウンドワーク西鬼怒(gw-nishikinu.jimdo.com)の事業です。

『野生フクロウたちが安心して子育てできる環境』を目指して、農村地域の生態系の保全、再生を目的に巣箱によるフクロウの営巣環境の創出を行っています。

 

那須 森のビール園が気になるという方は下記URLをご確認ください。

那須 森のビール園HP(http://www.nasu-morinobeer.jp/)